小さい子供がいる介護職、働き方は正社員・パート・派遣どれがいい?

アイキャッチ働き方

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  • 小さい子供がいるママ介護士に向いてる働き方は?
  • 介護職にはどんな働き方があるの?

と疑問に思っていませんか?

この記事を書いた人
  • 11年目の介護福祉士 2児の母
  • 正社員とパートの両方を経験
  • 2回産休育休からの復帰
くるまぎえり

実は、頼れる実家の有無や夫の協力の度合いなどそれぞれの状況によって、合っている働き方が違うんです。

なぜなら、子供の成長と家庭の状況によって、働き方を変えているママ介護士はとても多いからです。

この記事を読めば、自分の状況に合って無理なく働ける雇用形態は何なのか知ることができます。
ママ介護士が働く代表的な、正社員・パート・派遣の3つの働き方に絞って今回は話をしていきます。

目次

そもそも雇用形態ってなに?

契約書


私達が会社で働く時には、会社と雇用契約というものを結びます。
その時の契約の種類のことを雇用形態といいます。

  雇用期間 就業時間所属 
正社員 期間の定めがないフルタイム、残業あり。 働いている会社
パート 1年ごとに更新と定める会社が多い。基本的に更新が前提。  勤務時間が正社員より短時間。フルタイムでも可能。残業がある場合も。 働いている会社
派遣 期間が定められている。同じ職場では最高3年。 自分で決められる、残業なし。 派遣会社

正社員

正社員での勤務は、周りの協力なしでは大変難しいです。

くるまぎえり

私の周りの正社員の方たちは、この2タイプでした。

  • 頼れる両親や親族が居てすぐに子供を任せられる体制がある
  • ご夫婦で勤務時間を調整して、子供の不足の自体に対応できる

正社員のメリット

  • 高い水準の給与と、福利厚生がある
  • ボーナス退職金がある
  • 安定した雇用
  • 子供の病気などで休んでも収入に変動がない
  • 責任のある仕事ができる
  • 昇進昇給の機会がある

正社員のデメリット

  • 施設によって早番、日勤、遅番、夜勤の変動勤務がある
  • 拘束時間が長い残業がある。
  • 委員会活動残業など、業務の負担が多い
  • 転勤の可能性がある
  • 時給に換算すると、派遣の方が高い場合がある

パート

子供が小さい時に少し仕事をセーブできる働き方です。

フルタイムや残業まではできないけど、安定して働きたい。
または扶養内で働きたい人に向いています。

パートのメリット

  • 子供に合わせて短時間短い日数で働くことができる
  • 事前に子供の予定で休みたい時に、職場に直接相談できる
  • 安定して同じ職場で働ける
  • 労働時間が基準を超えればフルタイムでなくても保育園に入園できる
  • 就業時間が一定以上なら、社会保険に加入できる
  • 子供が大きくなってから、正社員にキャリアアップすることもできる
  • 扶養内での勤務ができる

パートのデメリット

  • 自分の働きた時間、日数と合う施設が通勤化可能な範囲でない場合がある
  • 残業がある施設で、保育園に始めの想定より長く預ける必要がある場合がある
  • 正社員と業務内容があまり変わらない場合が多く、負担に感じる
  • ワンオペで週5ほぼフルタイム勤務だと、時間の余裕をほとんど感じない
  • 職場の状況によってシフトが減ったり子供の病気などで休みが増えると収入が下がる

派遣

働き方に自由度を求めていて、期間を決めて働きたい方に向いています。

こちらも扶養内で働けます

派遣のメリット

  • 自分の働きたい時間曜日を決められる
    その交渉を派遣会社が就労先をしてくれる
  • パートよりも時給が高い
  • 雇用期間が決まっているので、「子供が小1まで派遣で働く」など計画的に動ける
  • トラブルがあっても、派遣会社を通じて相談できる
  • 職場が合わない時は、期間が終了すれば問題なく変更できる
  • 職場内では一定期間いる「派遣さん」という扱いが多く、人間関係の煩わしさに巻き込まれにくい
  • 派遣先がいい所だった場合、そのまま直接雇用のパートになれる可能性が高い
  • 色々な職場を回って、自分に合ったところを探せる

派遣のデメッリト

  • パートより時給は高いが、ボーナスや退職金がない
  • 福利厚生がない
  • 次の派遣先が見つからなかったり派遣切りなど雇用が不安定
  • 同じ場所で3年以上働けない
  • 職場内で孤立を感じやすい
  • 即戦力を求められることが多いので、未経験だと求人が見つかりにくい
  • 無資格だと派遣でもそれほど時給が高くない
  • 働く時間や曜日は契約書で決まっているので、例えば「来月は子供の受診があるので、このに半休にしたい。」などの相談が、派遣会社を一度通さないといけないので面倒

派遣先の会社のここに注意!

他の雇用形態より、さらに気を付けて欲しい点があります。

介護施設には派遣が全くいない職場も、派遣が多い職場も色々あります。

なぜ、その職場が派遣を必要としているのか確認しておくことが重要

  • 職場内の人間関係が悪い、もしくは職員数がギリギリで仕事が大変すぎて人が定着しない。
  • 経費削減のために正社員ではなく、派遣を多く雇っている人材に重きを置いていない会社の可能性
  • 産休などで一時的に人員が足りない
  • 本当は直接雇用の正社員かパートを雇いたいが、求人をかけても応募が来ないので、


上記の1.2の場合はその会社は要注意な可能性がある会社です。

3.4の場合は問題ないと思われます。

くるまぎえり

4の場合は派遣として働いてみて、いい所だったらそのまま続けて働いてもいいです

まとめ

今回は3つの働き方の紹介をしてきました。

介護職のいい所は、自分の状況によって働き方を変えていけることです。

  • 周りの協力があり、自分でも責任のある仕事を続けていきたいと思いがある方は正社員に
  • 短時間勤務がいい方は、自分の状況に合わせてパートか派遣を選択する


いい会社で子供が小さいうちは信頼と実績を積み、子供の手が離れて来たら同じ職場で正社員、またはフルタイムになっていくという道もあります。

小さい子供がいる転職で具体的にどう動いたらいいかを、以下の記事で解説しています。

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この記事を書いた人

介護福祉士11年目 2児の母
資格:介護福祉士、社会福祉士

グループホーム、認知症対応型デイケア、大規模と小規模のデイサービスを両方経験。
結婚前に通信大学で、働きながら社会福祉士を取得。

正社員として働いていたが2人目の育休復帰後に働き方を見直し、パート勤務に。
現在はデイサービスで、ほ
ぼ週5のほぼフルタイムのパート勤務。

【このブログのコンセプト】
・介護職に向けて知っていると働きやすい、お得情報を発信

・ママ介護士に無理なく、働けるようになってほしい

・「転職に失敗した…!」という介護職を少しでも減らしたい

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