はじめまして!
ワーママ介護士くるまぎえりです。
デイサービスでパートとして、5歳と7歳の子を育てながら働いています。
介護士歴は10年。
実家は両方とも遠方で頼れません。
夫婦二人でここまで、乗り切ってきました。
- 実家に頼れない人の、子供の急な熱が出た時の対処法
- 子供が熱が出た時のジレンマの根本的な解決法
子供が熱が出た!その時すること4つ
子供の熱は、突然やってきます。
その時は、焦らず慌てずこの4つを確認しましょう。
その日の勤務体制を確認する
まずは、その日の勤務体制を確認しましょう。
人がギリギリの日なのか、それとも余裕があるのかなどです。
自分の担当の仕事があれば、それに関しての引継ぎで必要なことをまとめます。
夫が休めるか確認する
ここ大事です!
絶対に妻が休まなければいけないわけではありません。
子供の熱は長引くことも多いので、もし夫が当日休めなくても次の日は調整がつかないか相談しましょう。
正社員の時は、子供の病気が長引くときは夫と交代で休んで乗り切っていました!
病児保育を利用する
私も本当によくお世話になっていました。
転職活動の面接でも、近くに頼れる両親はいないが、病児保育を利用してなるべく休まないように努めている、と実績をアピールすることができました。
病児保育の注意点
・事前の登録が必要。
仕事復帰前に忘れずに登録をしておきましょう。
・大きい病児保育は少ないので、当日では利用できないこともある。
・運営時間が保育園より短いので、送迎のために遅刻や早退が必要になる。
病児保育は自治体によって制度が異なるので、詳しくは自分の住んでいる地域で確認が必要です。
連絡方法は基本は電話
上司に直接連絡する
休みの連絡は基本的に上司に、電話で伝えます。
職場によってLINEやメールなど他の手段で連絡する場合もあります。
その時は、ルールに沿って連絡しましょう。
【前日まで】なるべく早く連絡する
出勤日の前日の夜などに熱が出た場合です。
翌日に熱が下がって元気にしている場合もありますが、そのまま保育園に行かせると高確率でその後体調が悪くなります。
なので、そういう時は心苦しいですが翌日は休みにした方が賢明です。
発熱する時間にもよりますが、上司がまだ職場に居そうな時間だったら次の日まで待たずに連絡しましょう。
上司も前日に分かっていた方が職場の調整がしやすく、迷惑を最小減に抑えられます。
【当日】始業時間の15分前までには連絡する
上司がもう退勤している時間帯や、深夜に発熱した場合です。
その時は最低でも始業時間の15分前には連絡しましょう。
始業時間後では、もう業務が始まっている事業所が多いと思います。
早すぎると上司がいない場合があるのですが、少なくとも15分前までには連絡しましょう。
事前に当日子供の体調不良があった時は、何時くらいに電話連絡したらいいか確認しておくとスムーズに連絡できます。
電話口で話すことの例文
朝休みの連絡をする時
「もしもし、〇〇です。
朝のお忙しい時間に申し訳ございません。
子供が昨日から熱を出してしまって、今日お休みを頂きたいです。
これから、小児科を受診してくる予定です。
受診後は結果をご連絡した方がよろしいでしょうか?」
受診後に連絡する時
「もしもし、〇〇です。
今日はご迷惑をおかけして申し訳ありません。
病院を受診してきました。
今回は、胃腸炎とのことでした。
まだ熱があるので、申しわけないのですが明日もお休みを頂いてよろしいでしょう?」
明日以降の出勤の有無を連絡する時
「もしもし、〇〇です。
お忙しいところ恐れ入ります。
ご迷惑をおかけしております。
明日の出勤ですが、熱も下がってきたので出勤できそうです。
明日はよろしくお願いします。」
休み明けは休んだ日に居た職員全員にお礼を言う
休み明けには急の休みをフォローしてくれた職員に、忘れずにお礼を言いましょう。
大半はシフト勤務の職場だと思います。
なので、休んだ日に出勤していた人をあらかじめ確認しておいてもれなく全員にお礼を言いましょう。
代わりの人は自分で探さなくていい
職場によっては休む時に、自分の代わりの人を探さないといけないところがあります。
しかし、従業員に欠員が出たときに対処するのは管理職の仕事です。
なので、そういうシステムになっている職場は子育て世代が長くいる職場ではないといえます。
私も初めて入った職場もそうでした。
シフト勤務の職場はそういう物かと思っていました。
でも、転職活動をしてみると欠勤の時に管理職が人員を確保してくれるところが多くとてもびっくりしました。
あなたの、『辛い当たり前』は当たり前じゃないですよ!
欠勤した分、元々の休日に出勤は無理にしない方がいい
欠勤すると、その分元々の休日に出勤する職場に勤めていませんか?
子供が病気の時の休みは体力・気力的にもきつく、全く休めていない人が多いんじゃないでしょうか。
そんな中、元々の休日に出勤すると実質休み0ということになります。
周りに迷惑をかけた分、穴埋めをしたい気持ちはとても分かるのですが下手すると自分の体調が崩れてしまいます。
私も過去そのように頑張って出勤をしていましたが、子供の病気を貰っても治りが遅かったり、なにより気力が持たなくて転職を決意しました。
子供のためにも、自分の体を大事にしましょう…!
子供が熱が出た時の根本的な解決法
これまで、子供が急に熱を出した時の対処法を紹介してきました。
根本的な解決法は、自分の働き方を見直すことです。
勤務形態を変更する
必ず転職をしなくても、できることもあります。
職場が変わらなければ、有休は温存でき、仕事を新しく覚えなくてもいい利点があります。
正社員からパートになる
正社員からパートに変更するのも、大変有効です。
正社員だと行わなければならない業務の範囲が広く、残業もあります。
それを子供がいることで、制限や免除してもらうと職場に居ずらく感じてしまいます。
パート勤務に変更すれば、収入は下がりますが、勤務時間を子供に合わせて変更することができます。
子育てが落ち着いてから、また同じ職場で正社員に戻る選択肢もあります。
人員が多い時間帯の勤務に変更
早番、日勤、遅番、夜勤のある職場の場合、子供が保育園に行っている時間帯に勤務を変更するのもいいです。
家庭の事情に合わせて、職場と相談してみると案外「辞められるよりは、それでも…。」
と応じて貰える場合があります。
子育てに理解がある職場に転職する
今いる職場にが相談の余地がない場合は、転職するというのも一つの手です。
転職経験があまりない方には意外ですが、人員確保のために子育てに理解がある職場は年々増えてきています。
どこにいっても同じ、なんて思っていませんか?
転職活動を始めると、そうではない景色が見えてきますよ~!
人数が多い職場
規模が小さい職場だと、1人休むだけで大きなダメージになってしまいます。
なので、初めから職員の人数が多い職場を探すのがおすすめです。
休んだ人がいても、カバーして仕事ができる職場が理想的です。
上司、同僚に子育て世代が多い職場
現役の小さい子を育てる世代が多いと、「お互い様精神」で休みやすいです。
休み明けも「大変だったね~。」と、温かく迎えて貰えます。
特におすすめなのは、上司や管理者が子育て世代の職場です。
やはり、上の人の考えは職場の空気になりやすいので、そういう職場はとても働きやすいです。
私の今の職場ですごくありがたいなと感じる先輩は、今は子育てが落ち着ているけど自分の時に苦労した分今の小さい子がいる子育て世代を応援してくださる方です。
私も先輩みたいに、いつか次の世代を支えていきたいなとすごく思います。
保育園に子供を預けている間に働ける職場
入所施設などは勤務が24時間体制なので、自分だけ日勤だけだったりすると引け目を感じることもあると思います。
なので、日勤しかないデイサービスなどに転職するとその問題は解決します。
パートの場合は勤務の時間を限定する人が多いので、条件が良ければ入所施設で日勤のみでも全然ありです。
まとめ
今回は、実家が頼れない人向けの子供が熱の時の介護職の悩みを解決法について紹介しました。
頼れる身内がいない中で、小さい子がいながら介護の仕事を続けていくのはとても大変なことだと思います。
お子さんの突然の熱の時に、私の経験が少しでも皆さんのお役に立てたら嬉しいです。
ワーママが働きやすい職場が、最終的には全ての人が働きやすい職場に繋がっていっていると思います。