介護福祉士【2024年】勉強にノートを効率的に作って一発合格する方法

アイキャッチ介護福祉士2024年勉強にノートを作って一発合格

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  • 介護福祉士試験の勉強で、ノートは必要なの?
  • 介護福祉士試験の勉強で、ノートの書き方は?

と悩んでいませんか?

この記事を書いた人
  • 11年目の介護福祉士 2児の母
  • 子育&働きながら介護福祉士を一発合格
  • 入所と通所の複数の形態の施設を経験
くるまぎえり

実は、介護福祉士試験の勉強法ではノートを改めて作る必要はないんです。
参考書やテキストに要点を直接書き込んで、参考書やテキスト自体を勉強ノートにするのが効率的でおすすめの勉強法です。

なぜなら、多くの介護福祉士試験を受ける人は働きながら勉強しているので時間が限られているからです。

改めて勉強ノートを作るデメリット
  • まとめるのに時間がかかる
  • ノートにまとめるだけで満足してしまって、覚えられない事態に陥る危険がある
  • 参考書やテキストにある問題や、まとめの図や表とセットで覚えられない
  • 勉強ノート+参考書やテキストになるので、見返すのに不向き
くるまぎえり

ノート作りは最小限にして
問題を解く、用語を暗記すことに時間をあてましょう!

今回の記事では、参考書やテキストに具体的にどんなことを書き込んで勉強ノートにしたらいいのか、介護福祉士試験の勉強方法の種類や概要、介護職の各資格の給与の差と取得率を紹介します。

この記事を読むとできること
  • 介護福祉士試験の参考書やテキストに要点を書き込み、勉強ノートにすることができる
  • 介護福祉士試験の勉強で、ノートの書き方が分かる
  • おすすめの参考書やテキストが分かる
  • 介護福祉士試験の概要や、介護職の各資格の給与の差と取得率が分かる
目次

おすすめの参考書・テキスト

参考書やテキストは色々な種類が出ていますが、私が実際に使った物はこの2冊だけです。
この2冊にまとめや要点、捕捉を書き込んで、勉強ノートにしていきました。

おすすめの過去問

受験生から絶大な支持を受けている出版社「中央法規」の過去問です。

  • 問題文の解説文が丁寧で分かりやすい
  • 図や表が自分でまとめなくても、始めから分かりやすい

おすすめの一問一答

こちらも過去問と同じく、受験生から絶大な支持を受けている出版社「中央法規」です。
過去問と同じ出版社の物を使うと統一性があり、使いやすいです。

  • 過去問でカバーしきれていない知識を補完できる
  • 図や表が自分でまとめなくても、始めから分かりやすい
  • 特に各科目の最後にある、科目ごとのポイントのまとめが優秀
    ここを丸暗記できれば、かなりの得点力に繋がる

介護福祉士試験勉のノートの書き方

介護福祉士試験勉強のノートの書き方で、最も大事なことはこの3つだけです。

  • まとめはすぐに作らない
  • 問題の正答はすぐに記録する
  • 直接、参考書やテキストに書き込む

なぜまとめはすぐ作らないかというと

勉強ノートの目的は「自分が間違えやすい所を把握する」「情報の補足」です。

これらは、参考書やテキストをある程度解いていかないと自分の間違えやすい場所や、何の情報が足らないか分からないからです。

問題の正答をすぐに記録するのは、「自分の間違えやすい所を把握する」ためです。

やり始めた当初は、解けない問題が殆どですが中にはある程度できる場所もあります。
自分の傾向を把握しておくと、試験前の追い込みでもどこを確認したらいいか分かりやすいです。

直接書き込むのは、参考書やテキストの内容とセットで見返しやすいようにするためです。

まとめはすぐに作らない

すぐにまとめた内容を書き込まないのは、時間の短縮のためです。

なぜなら、勉強の初期の段階では分からないこと、覚えていないことが殆どなので何を書いていいの分からずに無駄な情報を書いてしまう危険があるからです。

くるまぎえり

介護福祉士試験の勉強を始めるぞ!
っと思ったら、先ずは参考書やテキストを読んだり解いたりしましょう

↓介護福祉士の独学の勉強で、おすすめなテキストの過去問と一問一答を使った具体的な勉強法はこちらです。

問題の正答はすぐに記録する

過去問などの問題を解いていた時は合っていたのか、間違っていたのかその正答はすぐに記録します。
問題は何度も解いていくのが、介護福祉士試験勉強の基本です。

正答の記録を積み重ねていくことで、自分の傾向を掴むことができます。

くるまぎえり

実際に私が書き込んだ、参考書やテキストの写真を元に説明します

過去問の正答の記録

過去問を解くときは、解くたびに正答の記録
間違っていた時は、どの選択肢を正解と間違って選んだのかまで記入しておくとより自分の傾向が分かります。

やっていくうちに必ず、よく間違える問題、覚えらえない用語が出てきます。
もしくは、「これをまとめて一気に見返せたらな」という時に初めて書き込んでいきます。

病気の症状のまとめ

これは、別々の参考書にそれぞれの病気の特徴が乗っていたのですが
上の図も、下に書き込んだ方も中々覚えられなかったので、一つのページにまとめて見返しやすくしました。

参考書やテキストで分からない用語を、その都度調べて時間を取られるのはもったいないです。
用語に関しては分からないままでも、参考書やテキストを読み進めていくと案外理解できるようになることがよくあります。

くるまぎえり

参考書やテキストは焦らずに、まず読み進めることを優先してください!

直接、参考書やテキストに書き込む

書き込む内容は

  • 問題の正答、間違えた時の選択肢
  • 覚えられない用語に下線を引く
  • 情報の補足
  • 絵や自分の感想を書いて印象付ける

問題の正答、間違えた時の選択肢

過去問の正答の記録の書き込み

殆ど間違わない問題もあります。

過去問に補足情報を書き込む

何度やっても覚えられない問題も…。
こういう問題は、覚えられるように書き込みをして工夫します。

過去問の正答の記録

解くたびに、違う選択肢で間違っていたりします。

覚えられない用語に下線を引く

過去問の覚えられない部分に下線を引く
くるまぎえり

心配で線を引きがちになってしまう方です

情報の補足

一問一答に図のコピーを貼る

表に骨折の種類が乗っているのですが、名前を聞いても場所が分からなかったので
図をコピーして貼りました。

参考書に補足情報を書き込む

文字で補足もします。

絵や自分の感想を書いて印象付ける

覚えずらい部分は自分で絵や感想を書いて、印象付けるようにすると覚えやすいです。

参考書にイラストを書き込む

防虫剤の種類の区別がなかなかつかなかったので、絵を描いて印象に残りやすいようにしました。

参考書にコメントを書き込む
くるまぎえり

ここは、本当に苦手な部分で問題もずっと間違ってばかりでした

参考書にコメントを書き込む
くるまぎえり

どんどん、覚えてきて嬉しくて感想を書き足していったものです

介護福祉士試験の勉強方法の種類

介護福祉士の勉強方法は、大きく分けて3つあります。
それぞれの特徴を紹介します。

費用は
資格対策スクールに通学>通信講座を受講>独学
の順に高くなっています。

くるまぎえり

それぞれの、メリットとデメリットを紹介していきます

独学で勉強

机で勉強をする女性

独学で勉強する方法です。
勉強ノートを作るのもこれに含まれます。

独学で勉強するメリット
  • 通学の必要がないので、時間や場所をマイペースに勉強できる
  • 空き時間を利用して勉強できる
  • 費用が参考書やテキストのみなので、他の方法より格段に安い
  • 過去問を主体的に勉強すれば、自分の苦手分野を把握しやすい
独学で勉強するデメリット
  • 自分で主体的に時間を作らないと、なかなか勉強できない
  • 1人で勉強するので、モチベーションを保ちにくい
  • どの参考書やテキストを選んだらいいか悩みがち
  • 勉強法が適切でないと、無駄なことに時間を使ってしまう

資格対策スクールに通学

授業をする先生

介護福祉士の試験対策をしているスクールに通う方法です。
プロの講師から、要点を対面で学ぶことができます。

試験直前の短期の、対策講座などもあります。

資格対策スクールに通学するメリット
  • 分からないところは直接講師に質問できる
  • 他の受講生との交流で、モチベーションを保ちやすい
  • 日にちと時間が決まっているので、勉強時間を確保しやすい
資格対策スクールに通学するデメリット
  • 日にちと時間が決まっているので、自分の予定に合わなかったり急な予定の変更に対応しずらい
  • 通いやすいスクールが、近くにない場合がある
  • 費用が高い
  • 資格対策スクールのみだけでなく、合格のためには自分での勉強が必須
  • 自分の苦手分野を把握しずらい

通信講座を受講

通信講座の動画を視聴しながらノートを取る女性

介護福祉士の試験の対策の通信講座を受講する方法です。

通信講座を受講するメリット
  • 通学の必要がないので、時間や場所をマイペースに勉強できる
  • 空き時間を利用して勉強できる
  • 参考書やテキスト選びで悩まなくていい
通信講座を受講するデメリット
  • 自分で主体的に時間を作らないと、なかなか勉強できない
  • 1人で勉強するので、モチベーションを保ちにくい
  • 通信講座の教材と合わせて、過去問も勉強しなければならない
  • 自分の苦手分野を把握しずらい

介護福祉士試験第36回(2023年・令和5年度)試験概要

試験の概要と、3年分の試験の合格率と合格点を紹介します。

くるまぎえり

試験のイメージを付けてみてください!

試験日

筆記試験

試験日 2024年1月28日(日)

実技試験

※実務者研修を受講済みの方は、実技試験の受験は不要

試験日 2024年3月3日(日)

参照:公益財団法人 社会福祉振興・試験センター
介護福祉士国家試験 試験概要

↓試験当日に知っておくとお得な情報はこちらです。

試験科目

筆記試験

人間の尊厳と自立、 人間関係とコミュニケーション、 社会の理解、 介護の基本、 コミュニケーション技術、生活支援技術、 介護過程、 こころとからだのしくみ、発達と老化の理解、 認知症の理解、 障害の理解、 医療的ケア、 総合問題

実技試験

介護等に関する専門的技能

参照:公益財団法人 社会福祉振興・試験センター
介護福祉士国家試験 試験概要

筆記試験の形式

  • 出題数は125問
  • 出題形式は5つの選択肢の中から「正しいもの」、「最も適切なもの」等を一つ選ぶ
  • マークシート方式

受験資格

介護福祉士国家試験の受験資格は、3つのルートがあります。

  • 実務経験ルート
  • 養成校ルート
  • 福祉系高校ルート

「実務経験ルート」は、主に3年以上の実務経験が必要です。
場合によっては、取得見込みでも受験でききることがあります。

受験資格については、ご自身の状況を必ず公益財団法人社会福祉振興・試験センターでご確認ください。

受験費用

18,380円

参照:公益財団法人 社会福祉振興・試験センター
介護福祉士国家試験 試験概要

合格発表

2024年3月25日(月)14時

参照:公益財団法人 社会福祉振興・試験センター
介護福祉士国家試験 試験概要

過去3年間の合格率

合格率の推移
第35回(2023年)
84.3%
第34回(2022年)
72.3%
第33回(2021年)
71.0%

参照:公益財団法人 社会福祉振興・試験センター
介護福祉士国家試験 過去の試験問題

くるまぎえり

こうして見ていくと、合格率は高いですが
決して、何も対策をせずに受かる試験ではないのが実情です

過去3年間の筆記試験の合格基準点

第35回(2023年)第34回(2022年)第33回(2021年)
合格基準点75点78点75点

参照:公益財団法人 社会福祉振興・試験センター
介護福祉士国家試験 過去の試験問題

くるまぎえり

目安として、80点以上取れたら安全圏と言えますね

介護福祉士を取得すると、どのくらい給与が上がる?

給与

せっかく介護福祉士を取得するなら、その後どのくらい給与が上がるのか気になりますよね?
介護福祉士以外の資格を持つ介護職員の、平均給与を比べてみました。

介護職員の平均給与額の状況(月給)
介護福祉士
331,690円
実務者研修
302,500円
介護職員初任者研修
302,910円
無資格
270,530円

参照:厚生労働省 令和4年度介護従事者処遇状況等調査結果の概要

介護福祉士と、無資格を比べると約60,000円の差があります。
実務者研修と比べても、約30,000円の差があります。

働いている施設によって額は様々ですが、資格手当が介護福祉士を持っていると高くなるからです。

介護職の介護福祉士の所持率

介護職が現在持っている資格

介護福祉士
66.8%
実務者研修
21.3%
介護職員初任者研修
19.3%
無資格
7.7%

参照:公益財団法人 介護労働安定センター
  令和4年度 労働者調査「介護労働者の就業実態と就業意識調査 結果報告書」

介護職が一番持っている資格は、介護福祉士となっています。

転職する時も、他の資格より介護福祉士を持っている方が断然有利です。
ぜひ、勉強ノートを正しく活用して介護福祉士を取得を目指しましょう。

まとめ

最後に本記事の内容をまとめます。

  • 介護福祉士試験の勉強法ではノートを改めて作らない
  • 効率的な勉強法は、参考書やテキストに要点を書き込んでそれ自体を勉強ノートにする
  • 勉強ノートの書き方は、「まとめはすぐに作らない」「問題の正答はすぐに記録する」「直接、参考書やテキストに書き込む」

本記事に書いてある勉強ノートの書き方を実践すれば、時間がなくて勉強ができないか不安な方でも介護福祉士に合格することができるようになります。

早速今回紹介した参考書やテキストを使って、あなたに合った勉強ノートを作っていきましょう!

介護職が続く人の7つ特徴と、自分に合った働きやすい職場の探し方についてまとめた記事がありますので、介護福祉士を取得した後に自分に合った職場に転職したいと思っている方は、以下の記事も読んでみてくださいね。

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この記事を書いた人

介護福祉士11年目 2児の母
資格:介護福祉士、社会福祉士

グループホーム、認知症対応型デイケア、大規模と小規模のデイサービスを両方経験。
結婚前に通信大学で、働きながら社会福祉士を取得。

正社員として働いていたが2人目の育休復帰後に働き方を見直し、パート勤務に。
現在はデイサービスで、ほ
ぼ週5のほぼフルタイムのパート勤務。

【このブログのコンセプト】
・介護職に向けて知っていると働きやすい、お得情報を発信

・ママ介護士に無理なく、働けるようになってほしい

・「転職に失敗した…!」という介護職を少しでも減らしたい

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